院長熊野誠也
祖父の代から続く眼科医師の家系に生まれ、幼少時よりおのずと医療の道を志す。2010年福岡大学医学部卒業。九州大学病院や関連病院の眼科で勤務し、重症例を含む白内障や小児の眼瞼内反症の手術などを数多く経験。その後小倉医療センター眼科勤務を経て、2021年7月、実家である熊野眼科医院を継承。
長年の歴史と信頼を礎に
より質の高い眼科医療をめざして
当院は、祖父、父、私の親子3代、半世紀以上にわたりこの地域で眼科診療を行ってきました。長年ホームドクターとして信頼を寄せてくださる患者さんや、祖父の代から通院されている方も多くいらっしゃることは、真摯に地域医療に取り組んできた結果と受け止め、誇りに感じています。
当院を継承するまで、大学病院などで眼科診療の研鑽を積み、重症疾患の患者さんの手術も多く経験してきました。視力の悩みや目のかゆみ、痛みなどはもちろん、緑内障や白内障などの疾患、コンタクトレンズの処方まで、幅広く対応可能なのが当院の強みです。診療で心がけていることは、わかりやすい説明を行うこと。患者さん一人ひとりの悩みや不安に丁寧に寄り添いながら、ご本人が周囲の方にも説明できるくらい、病気について理解を深めていただくことが目標です。
これまで先代、先々代が築いてきた信頼を大切にしながら、進化し続ける医療の技術や知識を積極的に取り入れ、より時代のニーズに即した医療の提供をめざしていきます。小さなことでもお気軽にご相談ください。
経験豊富な医師による
眼科診療
さまざまな医療機関で数多くの経験をしてきた院長が、幅広い年代のあらゆる目のトラブルに対応し、適切な診療に努めています。
子どもの診療も
お任せください
地域学校の校医を務めた経験があり、子どもの目の診療を得意としています。お子さんの目のことはお気軽にご相談ください。
高齢者の眼疾患に
幅広く対応
加齢を原因とするさまざまな目のトラブルに親身に対応します。手術が必要な場合は適切な医療機関をご紹介いたします。
精密検査を
重視しています
眼底の断面構造を詳細に検査することができるOCT(光干渉断層計)を導入。網膜の病気や緑内障の早期発見に努めています。
硝子体注射を
行っています
加齢黄斑変性などの網膜の病気に対し、硝子体注射による治療を行っています。
治療の選択肢を
増やせるよう尽力
常に新しい知識や技術のアップデートに努め、患者さんにとってプラスになると判断されることは積極的に取り入れています。
目のトラブル
子どものものもらいや逆まつげから、大人の眼鏡やコンタクトレンズの処方、高齢者の白内障治療まで、幅広い年代のあらゆる目のトラブルに対応しています。年代を問わず、ドライアイやアレルギー性結膜炎などでお困りの方もぜひご相談ください。視力の維持は、生活の質の維持にもつながります。病気の予防・早期発見を心がけ、目の健康を守っていきましょう。
加齢に伴う目の疾患
眼科の症状には、加齢に伴って起こるものが多くあります。老眼や飛蚊症、白内障などのほか、治療が遅れると失明を引き起こす恐れもある緑内障や、食生活の欧米化により近年急増している加齢黄斑変性なども、高齢になるほど多くみられます。いずれも初期は自覚症状に乏しいため、40歳をすぎたら定期的に検査を受けることがお勧めです。
硝子体注射
網膜は一度ダメージを受けると完全に機能を回復させることが難しく、病気の進行を止める方法も確立されていません。当院では、加齢黄斑変性や網膜静脈閉塞症、糖尿病黄斑浮腫などの網膜の病気に対し、硝子体注射による治療を導入。手術よりも負担が少ない上、早期に発見できて注射すれば症状の緩和が見込める場合もあります。副作用や費用などについても十分なご説明を行い、安心安全な施行に努めています。
白内障
大学病院で難しい白内障の診療に数多く携わってきた院長が、専門性の高い白内障診療を行っていきます。白内障は、加齢などにより誰にでも起こる可能性のある病気です。初期であれば点眼薬の使用で症状の進行を抑え、症状が進行して日常生活に支障をきたすようになれば手術の対象となります。手術が必要な場合は、信頼できる医療機関にご紹介いたします。
緑内障
緑内障は自覚症状がないまま進行し、症状が出る頃にはかなり重症化してしまっていることも少なくありません。失った視野は元に戻ることはなく、やがては失明の恐れもあるため、症状が出る前に治療を開始することが重要です。当院では緑内障の早期発見・治療に努めており、OCT(光干渉断層計)検査で精密に検査してから診断していきます。気になる方は、ぜひお早めにご相談ください。
熊野眼科医院
JR鹿児島本線「戸畑駅」から徒歩9分
【医療情報取得加算、医療DX推進体制整備加算】
当院はマイナンバーカードによるオンライン資格確認を行う体制を整備しております。オンライン資格確認により必要な診療情報・薬剤情報等を取得し、医師が診察室等で確認し、その情報を活用して診療を行っています。医療DXを通じて質の高い医療の提供に努めています。
【一般名処方加算】
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。一般名処方について、ご不明点などがありましたら当院職員までご相談ください。
【明細晝発行体制等加算】
当院では領収書の発行の際に、個別の診療報酬州の算定項目のわかる明細書を無料で発行しております。明細書には検査や処置、使用した薬剤の名称など、診療に関する情報が記載されています。診療情報は、患者様にとって大切な「個人情報」です。その点を十分にご理解いただき、取り扱いにはご注意くださいますようよろしくお願いいたします。明細書の発行を希望されない方は、会計の際に、その旨お申し出ください。※明細書の項目にある「明細書発行体制等加算」は医療機関の明細書発行体制を評価するもので、明細書の費用ではありません。